2019年12月24日火曜日

ウェイトトレーニングは何回×何セットが効果的??①

こんにちは! 三ノ輪店トレーナーの道永です!

初めてウェイトトレーニングをする時に悩む点はフォーム・重量の設定・回数の設定・マシントレーニングの場合はシートの位置の設定などがあげられます。

重量・回数の設定に関してはトレーニングを行う目的によって変わってきますが、ジムに通うほとんどの方が男性ならもっと筋肉をつけたい!!大きくなりたい!女性なら引き締まった女性らしい身体になりたい!!と思っているはずです。

そのような目的の場合に何キロで何回やればいいのかを知りたいときに用いる方法が1RMを推定する方法になります。

そもそもRMって何?って感じだと思いますが日本語で簡単に言うとある重量で何回持ち上げられるかということになります。

例えば50キロのベンチプレスを10回ぎりぎりで挙がった人は10RM、3回しか出来なかった人にとっては3RMとなります。

ではどうやって1RMを測定するのかというと‥‥もちろん直接限界ぎりぎりの重量まで段階を踏んでトライする方法が1番実際の1RMを知りやすいのですが、筋トレをはじめて実施する人にはメンタル面で過酷なのと怪我の可能性が高いのであまり現実的ではありません。

そこで用いるのが次の推定RM換算表になります。


例えばベンチプレスで50キロが10RMの場合だと50÷0.75=66キロが1RM
3RMの場合50÷0.93=54キロが1RMとなります。

回数の設定に関しては次回詳しく書きますが、筋肉を大きくしたい場合は6RMから10RMが最適なので、

66キロが1RMの人の場合は66×0.85=56キロ~66×0.75=50キロの範囲で6回~10回で実施するのが大事になります。

またセット数に関しては種目数によって前後しますがだいたい3~5セットの範囲で実施しましょう。

例えばベンチプレスのあとにマシンで胸の種目を行う場合は両方3セット、ベンチプレスのみの場合は4~5セットで組んでみましょう。

この推定RM換算はフリーウェイトに限らずマシンでも利用可能なので、1度試してみることをオススメします!!!


2019年12月4日水曜日

ラットプルの握り方による効果の違い

こんにちは、三ノ輪店トレーナーの道永です!!

前回のラットプルダウンの続きで握り方(グリップ)のバリエーションをお伝えします!

まず、グリップの種類ですが手のひらが正面側を向くオーバーハンドグリップ(前回のやり方)、逆に手のひらが背中側を向くアンダーハンドグリップ、手のひらが向かい合った状態のパラレルグリップとなります。

グリップによって使う器具(アタッチメント)を変える必要があるときもあります。

通常のラットバーの他にも三ノ輪店には色々なバーがあります。
上の2つがパラレルグリップバー、1番下がオーバーハンド・アンダーハンドグリップどちらでも使えるストレートバーになります。

アンダーハンドグリップでのラットプルダウン





バーを肩幅の広さで握りそのまま肘を自分の背中より後ろ側に引き付けるように動作を行います。このやり方はオーバーハンドグリップに比べて背中の内側や下部の筋肉に効きやすくなります。

パラレルグリップでのラットプルダウン



アタッチメントを付け替えて行います。握る部分が2箇所あるので引いた時に肘よりも手首がかなり外側にある場合は内側のグリップを握るようにしましょう。

動作自体はオーバーハンドグリップとほとんど変わりませんが、肘の向きが通常のラットバーと違い肩甲骨が動かしやすいので広背筋全体が鍛えやすくなります。

背中は非常に大きな筋肉なので毎回同じ方法でやっていてもなかなか効果が実感しづらい部位です。なので色々なグリップで様々な刺激を与えることが重要になってきます。

他にも色々なやり方があるので興味がある方は店舗にて遠慮なくお声かけください!!